店頭流通
エーオープンジャパン 量販、ショップ300社をカバー 営業増強で優良顧客の拡大図る
2004/07/19 18:45
週刊BCN 2004年07月19日vol.1048掲載
マザーボードメーカーのエーオープンジャパン(葉一徳社長)は、パソコンショップや家電量販店への営業を強化する。このほど取引先である300社に巡回営業できる体制を作った
同社は2004年5月から営業人員をこれまでの2倍となる約10人弱にした。この人数は同社全社員の4分の1を占める人数。これまで営業力強化に熱心でなかった同社にとっては、思い切った強化策になる。営業部隊が5人以下だった時は、取引額が1か月平均で1000万円程度の優良顧客50社弱を中心に営業してきた。営業人員が足りず、すべての顧客を回りきれなかったことを反省。営業の増強で1000万円未満の取引額である250社のショップとの関係を強化していくことが狙いとなる。
なかでも、取引額が100万円未満のショップは約200社あり、この顧客の取引額を2倍に引き上げることで売上高の増加につなげていく。
エーオープンジャパンは、04年度(04年12月期)の売上高は前年度並みの70億円弱を見込んでいる。マザーボードを中心とした組立パソコン用パーツ市場は、自作パソコンユーザーが高まっており、台数ベースで伸びているものの、同社では低価格化の波が押し寄せつつあるとみており、メーカーにとっては取引条件次第で卸値を極端に安くすることで利益が圧縮される危険性がある。これを回避するために、取引額が上がる可能性が高く、しかも良い取引条件の顧客を増やしていくことが利益を確保する唯一の方策になっている。
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