1月30日から「Windows Vista」商戦が幕を開けた。トレンドマイクロ(エバ・チェン社長兼CEO)の「ウイルスバスター2007 トレンド フレックス セキュリティ」が、セキュリティソフトのなかで唯一「Certified for Windows Vista」に認定された。認定取得を武器にシェアアップにつなげる考えで、店頭シェア35%の獲得を目標に掲げた。5年ぶりのキャンペーンを実施するなど販売促進活動を活発化させる。
「Certified for Windows Vista」は、第三者機関が「Windows Vista」のプログラムの技術要件に合致していることを確認したソフトだけに与える認定制度。「Vista」の認定制度では、「Certified for Windows Vista」以外に「Works with Windows Vista」がある。認定はメーカー自身がテストおよび認定する。
「Certified for Windows Vista」は第三者機関による検査のため、取得するのが難しい。「ウイルスバスター2007」は、セキュリティソフトのなかでこの認定を他社に先がけて取得。「Vista」発売日の1月30日には「Windows Vista対応版」をリリースした。