上位2社で市場の80％超占める

　直近2月25日－3月4日のBCNランキング、電子辞書メーカー別販売数量シェアは、カシオ計算機（53.4％）が依然1位。2位はシャープ（30.4％）、3位はキヤノン（9.1％）となっている。もともと競合が少ない市場で、上位2社で80％以上のシェアを占める。

　同週の機種別販売数量シェアは、一時、シャープの機種が好調だったが、カシオが盛り返している。現在、今年1月に発売されたカシオ製の機種が1－3位までを独占している。

　1位はカシオ計算機のEX－wordシャンパンゴールド「XD－SP6600」（6.5％）、2位が同EX－wordホワイト「XD－SP4800」（5.8％）、3位は同EX－wordブラック×シルバー「XD－SP6600BS」（4.5％）となっている。

　3－4月は、卒業、入学や就職など年度の節目であることから、電子辞書の市場は一段と需要が伸びていきそうだ。