トレンドマイクロ、1位を奪取

　セキュリティソフトの市場では、トレンドマイクロが好調で、これまでトップであったシマンテックのシェアを抜き、メーカー別1位となった。3月3－9日のBCNランキングセキュリティソフトのメーカー別販売数量シェアではトレンドマイクロが30.6％で1位、2位は僅差でシマンテック（28.0％）、3位はソースネクスト（23.8％）の順となっている。

　また、同週のタイトル別販売数量では、ソースネクストの「ウイルスセキュリティZERO 3台まで使える新パッケージ版」（22.6％）が1位。2位はシマンテックの「ノートン インターネットセキュリティ 2008」（20.0％）、3位はトレンドマイクロの「ウイルスバスター2008 1年版」（15.0％）となっている。シマンテックは、統合型セキュリティソフト「ノートン360バージョン2.0」を発売すると発表した。昨年の『360』の発売月は12位、その翌月には4位まで順位を上げている。どこまでシェアを伸ばしていけるか、プロモーションや啓蒙活動の如何にかかっている。