ゲオ（吉川恭史社長）は6月20日、ベスト電器（濱田孝社長）との共同出資会社のベストゲオ（沢田喜代則社長）について、ベスト電器から株式を取得し、完全子会社化すると発表した。取得する株式数は8000株で、取得額は8億6000万円。株券引渡し期日は08年7月1日。

　ベストゲオは、ゲオとベスト電器が共同で設立した会社。九州地区を中心に、DVDやCD、コミックなどのレンタル・販売店を展開するベスト電器グループのソフトレンタル販売部門を、ゲオのフランチャズとして法人化した。06年7月からはゲオが株式の持分比率を40％から60％に高めて連結子会社にしていた。

　ゲオでは自社が持つレンタルやソフト販売などの店舗運営ノウハウを最大限活かすためには、ベストゲオを完全子会社化するのが最適と判断。ベスト電器から全株式を譲り受けることにした。