店頭流通

東芝ソリューション、卓上型OCRの上位モデルと運用サポートサービス

2008/10/31 18:45

 東芝ソリューション(梶川茂司社長)は、多様な帳票を一括処理する卓上型OCRの上位モデル「OCR2000iモデル2500」を発売した。

 毎分120枚の読み取りが可能な高速処理が特徴。ノーカーボン紙などの薄紙やはがきなどの厚紙、クリアホルダまでさまざまな用紙に対応する。高い精度で帳票を識別し、異なる帳票が混在しても、一括して正確に処理する。さらに、両面ナンバリング(通し番号の印字)機能で、帳票に応じて表面・裏面への打ち分けも可能にした。

 新モデルの発売とともに、OCRの安定稼動と管理コスト低減、運用効率改善を支援する「OCR運用サポートサービス」を提供開始した。新サービスでは、OCRに新実装した稼動状態や読み取り性能を記録し蓄積する仕組みで、拠点ごとに設置されたOCRをリモートで監視・診断する。今後、「OCR2000iモデル2500」と新サービスをあわせて、金融機関や官公庁・自治体、流通業などに向けて販売する。

 価格は、卓上型OCRスキャナ「S2500(片面読取モデル)」とOCRソフトのセット「OCR2000iモデル2500(同)」が267万7500円。「S2500(両面読取モデル)」とOCRソフトのセット「OCR2000iモデル2500(同)」が315万円。卓上型OCRスキャナ単体は、「S2500(片面読取モデル)」が194万2500円、「S2500(両面読取モデル)」が241万5000円。
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外部リンク

東芝ソリューション=http://www.toshiba-sol.co.jp/