東京・秋葉原のヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店では10月22日、開店前の午前9時に「Windows 7発売記念イベント」として、表玄関前の第2エントランスで恒例のくす玉割りを行うカウントダウンが行われた。


　くす玉の下には、スペシャルサポーターとしてタレントで元モーニング娘メンバーの矢口真里さんが陣取り、マイクロソフト関係者らと、店舗前の巨大ディスプレイに表示された数字に合わせ1分前からカウントダウン。この発声に乗せて、報道陣や出勤途中の会社員など200人ほどの聴衆が声を張り上げ、金のくす玉を割り「Windows 7」の発売を祝った。


　くす玉割りの後には、同店で第1号の購入者となった男性に、イベントに参加した米マイクロソフトのスティーブン・シノフスキー・Windows ＆ Windows Live 担当プレジデントが自筆でサインした「Windows 7」のソフトウェアと矢口さんのサイン入り色紙が本人から手渡されるなど、夜遅くから並んで購入を心待ちにしていた参加者に、さまざまなプレゼントが贈られた。


　ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの1階のPCフロアは、「Windows XP」コーナーが縮小され、ノートPC、デスクトップPCとも、ほとんどが「Windows 7」搭載PCの展示に変わっていた。午前11時頃になると、午前中とは思えないほどPCコーナーに人集りができ、盛り上がりを見せていた。2階に上がると、ソフトウェアコーナーの入り口を入った前面には、セキュリティ製品など「Windows 7」への乗り換えを見越した製品がズラリ展示されていた。