タブレット端末市場が新たな局面に突入した。アップルのiPad miniやGoogleのNexus 7などが発売され、一気に活性化。12月にはアマゾンのKindle Fireも登場する予定で、さらに勢いがつきそうだ。いずれも持ち運びに便利な7インチクラスの製品だが、目立つのは低価格のNexus 7を中心とするAndroid端末の好調ぶり。OS別販売台数シェアで10月に58.1％と、iOSを逆転した。これまでiPadの一人勝ち状態だった市場に、Android陣営が小型端末で風穴を開けた格好だ。ここにWindows RT端末も加わると、タブレット端末がいよいよ本格始動することになる。（道越一郎）

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