その他

一太郎、ニッチ市場へ転換

2001/09/24 21:12

 ジャストシステム(浮川和宣社長)は、新たな方向性として学校など特定用途向け製品の品揃えを充実させていく。看板商品である一太郎は、用途を限定しない汎用マーケット向け製品として人気が高い。だが、今年度のパソコン売り上げが伸び悩んでいることから、ソフト市況も悪化しており、「かなり厳しい状況が続いている」(浮川社長)のが実状だ。ワープロはプレインストールが当たり前となり、すでに普及率は高く、市況が好転したからといって即売り上げが増加するとは限らない。「どこでも、何でもという汎用的商品は厳しいが、特定分野でナンバー1になれば、利益率の高いビジネスを展開できる。一太郎も従来のすべてのユーザーに向けた汎用的性格の商品から、ニッチマーケットに向けたものへと転換を図る」意向だ。具体的な攻略マーケットやターゲット数を今後早急に決定し、収益性の高いビジネス体質を築くことで、今年度通期で連結黒字転換を狙う。

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