「ソフトウェア業界のM&A(買収・合併)にますます拍車がかかることになる」──。米シマンテック(カリフォルニア州、ジョン・トンプソン会長兼CEO)との合併によりシマンテックの副会長兼社長に就任する米ベリタスソフトウェア(カリフォルニア州)のゲーリー・ブルーム会長兼社長兼CEOは、こう言い放った。今年6月末をめどにシマンテックと合併するベリタスはストレージソフトの大手。それでも、「顧客ニーズの対応力に限界を感じていた」(同)という。合併によりシマンテックは業界4位のビッグカンパニーとなる。今後、規模を追求するようなM&Aが続くとすれば、それはソフト業界での生き残りが難しくなっているという証拠だろう。(木村剛士●取材/文)