国内で日立製作所や富士通、NECが提供する国産ウェブアプリケーション(AP)サーバーが台頭してきた。企業システムは、既存のIT資産やデータなどを生かし、ウェブベースで新機能を付加できるSOA(サービス指向アーキテクチャ)環境に移行。各業務システムのハブとして重要なAPサーバーに互換性や拡張性などを求めている。こうしたニーズなどに応えるうえで、「外資系ベンダー製品やOSS(オープンソースソフトウェア)製品は扱いづらい」との声をSIerから聞かされる機会が増えたと、国産各社は口を揃える。国産各社は、4-6月に発売した新APサーバーでSOA関連の機能を強化。APサーバー市場上位の外資系やOSSの製品を自社APサーバーにリプレースすることで、シェアを拡大できると見ている。
続きは「週刊BCN+会員」のみご覧になれます(会員登録無料)
<会員特典>
1. 会員限定記事の閲覧が可能
2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)