その他
日本HP 専用のデモ・検証施設も新たに開設 ブレード販売で営業体制拡充
2006/12/04 21:10
週刊BCN 2006年12月04日vol.1165掲載
日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は、ブレードサーバーの販売強化のため営業体制を拡充した。ブレードに特化して営業推進を担う「ブレードビジネス推進部」を20人弱で組織した。また、販売代理店プログラムの内容も拡充。代理店が実機に触れる機会や技術情報の提供頻度を高めて代理店の販売台数増につなげたい考え。営業体制の拡充に併せて、ブレード型のストレージやクアッドコアCPUを搭載したモデルなど複数の新製品を投入した。製品ラインアップと営業体制の両面を強化して、「ブレードサーバー市場でのシェア40%獲得」(上原宏・インダストリースタンダードサーバ製品本部本部長)に向けて弾みをつける。
新設した「ブレードビジネス推進部」は、直販営業担当者および代理店それぞれが持つブレードサーバー「HP BladeSystem」の営業案件の受注に向けた支援活動を行う。
従来、ブレードに特化した営業支援担当者はいたが、専門部署として組織化されてはいなかった。11月に専門組織として立ち上げ、人員も20人弱まで倍増させた。
間接販売の強化は専門部署の立ち上げだけでなく、ブレードサーバー専門の代理店プログラム「HP Blade Focus Partner」の支援内容も拡充した。検証機を特別価格で提供するほか、製品教育の無償実施、最新技術情報の優先的提供など新たな支援内容を加えた。また、本社を東京都・品川区から千代田区に移したのを機に、本社内に実機を展示したデモンストレーションおよび検証施設「BLADE3.0 ソリューションセンター」を開設した。エンドユーザーだけでなく、代理店の営業担当者もセミナーに参加でき、ソフトウェアとの検証も数多く行えるようにした。
「HP Blade Focus Partner」に参加している代理店は13社に増え、ブレードサーバーの発売当初は直販がメインだったが、「今では代理店経由のほうが出荷台数は多い」(山中伸吾・インダストリースタンダードサーバ製品本部ブレード・バリュープロダクトマーケティング部)ほど順調に伸びている。ブレードは、一般的なIAサーバーよりも特別な知識が必要なため、代理店向け支援内容もさらに充実させることにした。
営業体制の強化に加え、日本HPは新製品を数モデル投入した。ブレード専用のストレージほか、AMD製のデュアルコアAMD Opteronプロセッサ8000シリーズを最大4基搭載したモデルとインテル製クアッドコアプロセッサを採用したモデルをリリースする。大規模システムではなく中規模案件でも採用しやすくした。
同社によれば、ブレードサーバーの販売台数は今年度上期(2006年1-6月)は前年同期比で59%増で推移。「上期のシェアは2位」(上原本部長)という。昨年度下期は3位で、今年度上期はもっとも販売が伸びたとみている。
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