その他
アダプテック SAS/SATA対応製品を市場投入 “ユニファイドシリアル”拡大へ
2007/04/23 21:10
週刊BCN 2007年04月23日vol.1184掲載
米アダプテック(スンディ・スドラッシュ社長兼CEO)は、SAS(シリアル・アタッチドSCSI)とSATA(シリアルATA)規格準拠の製品「ユニファイドシリアルRAIDコントローラ」を4月上旬から市場に投入した。ストレージ市場でSASとSATAの需要が急拡大しつつあるなか、両規格に対応した“ユニファイドシリアル”を武器にシェアを確保し、ストレージ市場での主導権を不動のものにする。
「アダプテックRAID」シリーズでユニファイドシリアル対応製品として、ローエンド・ミッドレンジモデルでは「3405」と「3805」、「3085」の3機種を発売した。ハイエンドモデルでは「31205」と「31605」の2機種を揃えている。ブランド・プロダクトマーケティング・ディレクターを務めるスラッシュ・パニカー氏は、「幅広い製品ラインアップで、当社がシリアル転送の分野でも他社を寄せ付けない技術を持っていることをアピールする」としている。
これまでは、SASやSATAの各規格に対応したRAIDコントローラをそれぞれ発売していたものの、SAS製品で高価格帯に設定したことや、SATA市場の競争激化などで、「OEMメーカーや販売代理店を増やすことが難しい状況下にあった。しかし、両規格への対応で付加価値を追求していく。さらに、「今回の製品は、売価を低価格帯であるSATA分野と同程度に設定した」と説明する。これにより、「SMB(中堅・中小企業)を対象に、SASに対応したSATA製品として販売を増やしていく」考えだ。
同社は、ワールドワイドのRAIDコントローラ市場でSCSIを中心に60%程度のシェアを維持していた。しかし、マーケットは主流のSCSIに置き換わり、SASやSATAの需要が増えるとの見方が強い。そこで、他社との差異化を明確することで「SCSIが主流だった時代と同様に、確固たる地位を築く」としている。SMB市場では、SASがSATAと比べて高価格であることからユーザー企業が少ない状況。両規格対応の製品を低価格で販売する戦略が、マーケットにどのような影響を与えるかで同社のシェアを大きく左右するといえそうだ。
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