経済産業省によれば、日本企業の海外法人の総売上高(2010年度)は、前年度に比べて11.4%増加し、183兆2000億円に達した。ユーザー企業が海外に進出すれば、日本のITベンダーにビジネスチャンスをもたらすが、ユーザーの日本本社と海外拠点ではIT関連業務の事情が異なり、ひと筋縄ではいかない。ITベンダーが海外で成功するには、現地の正確な情報を得ることが、日本以上に求められる。ユーザーの海外IT事情の今を俯瞰する。(文/木村剛士)