中国のビッグデータ市場が、2016年までに100億元(約1500億円)の規模に拡大する。中国の有力調査会社であるCCID Consultingへの取材で明らかになった。同時期に765億円(IDC Japan調べ)に達すると予測されている国内ビッグデータ市場の2倍の大きさだ。都市化が進んでいる中国では、各市政府が市民向けサービスを強化して大量データの処理に直面する状況にあって、とくに公共セクターでビッグデータ製品の需要が旺盛だ。大量データ処理に適した「PureData System」を展開するIBM中国は「四半期ごとに50件もの契約を結んでいる」(公共セクターの范宇総経理)と、一歩先んじて市場開拓を進めている。中国でのITサービス展開に取り組んでいる日系ベンダーも、その動きをさらに加速することが求められる。(ゼンフ ミシャ)