日本と中国それぞれの大手ICT(情報通信技術)メーカーは、お互いの市場を開拓する動きを活発化している。富士通(山本正已社長)は、中国での販売体制を統合し、地場企業に対するソリューション提案に力を入れる。時期は未定だが、中国ビジネスの売り上げを現在の1000億円強から、5000億円に引き上げることを目指す。一方、華為技術の日本法人であるファーウェイ・ジャパン(エン・リダ社長)は、日本の法人向けICT市場の開拓を目指し、販売パートナーの獲得に動いている。法人向け事業をエンジンとして、2017年12月期をめどに、日本市場での売り上げを5億ドル(約500億円)に拡大する計画だ。国内のIT販社には、日中ICTメーカーの動きから目を離さず、新しい商流に対処することが求められるだろう。(ゼンフ ミシャ)