フィリップ証券は、取引所との低遅延接続をどう実現するのかの課題を抱えていた。とりわけ金融派生商品の取引はミリセカンド(1000分の1秒)単位で勝負が決まる“早い者勝ち”の世界。どのITパートナーと組むかでビジネスが大きく左右される。ITへの依存度が極めて高い業種だけに、組めるITパートナーも限られているが、それでもフィリップ証券がこだわったのは「どれだけグローバルITサポートを提供できるか」(フィリップ証券の邵柳林・取締役CIO兼ITサービス部長)であった。