SIerとリセラーを対象に実施する「BCN全国キャラバン2016」が2月19日、第1回目の開催地となる大阪市でスタートした。2月26日には、愛媛県松山市で2回目を開催。今後は、仙台、名古屋、札幌、大阪、福岡、広島、金沢の順で開催を予定している。
BCN全国キャラバンは、ITの最新動向と、各地域でのパートナーを募集している企業のセッションを用意。ITの最新動向は、冒頭の基調講演と最後の主催者講演の二本立てとなる。基調講演では、IT関連の識者やエキスパートを招き、旬なテーマの最新動向を紹介する。主催者講演では、『週刊BCN』の紙面や取材で得た情報をベースに、週刊BCNの編集部がIT業界の動向や今後のIT業界の予測などをお届けする。
パートナー募集セッションでは、開催地でのパートナーに向けて、製品や販売のポイントなどのプレゼンを行う。最大で五つのセッションを用意しているため、バラエティに富んだ内容となる。また、プレゼン担当者はセミナーの最後まで残っているので、情報交換の場としても活用できる。
週刊BCNは、各地域のIT動向を重点取材対象の一つとして掲げており、連載の「SI論」や地方特集などで地域に重点を置いた記事を作成している。また、セミナーを通した最新情報の提供により、地域のIT産業に貢献することを目指している。
インターネットが普及したことで、多くの情報が氾濫する時代となったが、地域では情報が正確に届かないという声が多い。週刊BCNは、情報を読みやすい紙でお届けすることに加え、生の声をお届けできるセミナーによって、地域のIT産業に貢献することを目指している。
BCN全国キャラバンが大阪でスタート

基調講演で登壇したダイワボウ情報システム マーケティング部部長の土方祥吾氏 大阪市の梅田センタービルで2月19日、BCN全国キャラバンがスタートした。基調講演は、ダイワボウ情報システム(DIS)マーケティング部部長の土方祥吾氏が登壇。「ディストリビューターから見た“モバイルワーク”ビジネスの課題と戦略」をテーマに講演した。
パートナー募集セッションでは、SAPジャパン、キヤノンITソリューションズ、ブラザー販売、スプライン・ネットワーク、アクロニス・ジャパンの5社が、自社製品やサービスを紹介した。

大阪のSIerやリセラーが多数参加。最後まで熱心に聴いていた