「Track C」の第3セッションでは、横河レンタ・リースの毛利公彦・事業戦略担当執行役員と松尾太輔・システム事業本部エンジニアリング事業部事業推進部部長が「クラウド時代に最適なデバイスサービス『ITレンタル』と『データレスPC』のご紹介」と題し講演。はじめに登壇した毛利執行役員は、「おかげさまで横河レンタ・リースは、来年1月23日で30周年を迎える。これもひとえに皆さまにご愛顧いただけたおかげだ」と、まず挨拶した。

毛利公彦
執行役員 現在、企業では多様なデバイスを用いるようになり、それに合わせて働き方も多様になってきている一方、デバイスからの情報漏えいに危機感を抱く企業が増加している。こうしたマルチデバイス時代に対応するソリューションとして、横河レンタ・リースでは、「データレスPCソリューション『Flex Work Place』の提案を推し進めている」と取り組みを説明した。

松尾太輔
部長 続いて登壇した松尾部長は、Flex Work Placeについて説明。「データレスPC」の文字通り、クライアントにデータを置かないソリューションで、OSやアプリケーションなどのすべての処理はPCのハードウェアを使用し、データだけをサーバーに保存する。基本的には新たにサーバーを用意する必要がなく、「VDIと比較して7分の1、大きいところで10分の1のコストで導入できた事例もある」という低コストが魅力。さまざまなデバイスからデータを参照することが可能で、生産性向上にもつながり、「セキュリティと利便性の両立を目指した製品」だと説明した。
また、松尾部長は、データレスPCを実現するソフトウェア「Flex Work Place Passage」の解説とあわせて、一般ユーザーに管理者権限を与えることなく、デジタル署名を施したアプリケーションだけをインストールさせることが可能となる、今年7月にリリースしたばかりのソリューション「Flex Work Place Appself」を紹介。多くの企業で管理者権限を一般ユーザーに付与している実態があるなかで、「管理者のコストを抑えながら、一般ユーザーが管理者権限を保有するリスクを低減することができる」とアピールした。

「PCセキュリティの新発想」と表現する「Flex Work Place」を展示