医療・介護に焦点を当てた「データ活用ビジネス」の創出に大手ベンダーが力を入れている。富士通が健康・医療分野に特化した情報流通基盤サービスを立ち上げたのに対して、NECは強みとするセンサーデバイス技術を生かすビジネスを想定。日立製作所は自治体を顧客ターゲットとしつつ、地域全体でデータを活用する情報基盤の実現を視野に入れる。これまで医療・介護の“当事者間”に限定された情報共有を改め、自治体や産業・流通サービス業など幅広いプレーヤーがデータを共有・活用して、価値創出に参加できるかが成功のカギを握る。(安藤章司)