ERP(基幹業務システム)パッケージベンダーのワークスアプリケーションズは、販売管理(SCM)と財務会計のパッケージを軸に経営の立て直しを急ぐ。稼ぎ頭だった人事給与(HR)パッケージ事業を今年8月に売却して得た資金を使い、SCMと会計分野における次期製品の開発を進めるとともに、建設業をはじめとする特定業種に向けた営業を重点的に進めることで収益力を取り戻す。9月30日付で代表取締役最高経営責任者(CEO)に就いた井上直樹氏は、本業の稼ぎを示す営業利益ベースで「来年度(2021年6月期)以降の黒字転換を目指す」と、今年度中に体制を整え、来年度から再び事業を軌道に乗せていく方針。(安藤章司)