BlackBerry Japanが、セキュリティ事業の強化を図っている。米ブラックベリーは2019年、エンドポイントセキュリティ製品を提供する米サイランスを買収したことで、セキュリティ市場に本格参入。現在は、セキュリティの分野で製品とサービスの両方を展開している。吉本努社長は「ブラックベリーは携帯電話のイメージが強く、セキュリティ製品を提供していることを知らない企業が多い。積極的に販促活動に取り組み顧客獲得を目指す」と力を込める。

 主力商材は次世代EPP(Endpoint Protection Platform)製品の「BlackBerry Protect」とEDR(Endpoint Detection and Response)製品の「BlackBerry Optics」。サイランスが提供していた製品をリブランディングして販売している。吉本社長は「最大の強みはすべての製品に『Cylance AI』を搭載していることだ。特に未知のマルウェアに対して高い検知率を誇る」と説明する。
 
吉本 努 社長

 9月にZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス)製品「BlackBerry Gateway」を発売した。「これまでカバーできていなかった通信に対するセキュリティを提供できるようになった。エンドポイント製品と組み合わせることで、ゼロトラストの概念に基づいたセキュリティ環境を構築できる」(吉本社長)。