今回のEDI-Master Cloudは、自社の業務に合わせたカスタマイズができる自由度と運用の負担軽減を両立させることで顧客のニーズに応える。具体的には、Amazon Web Services(AWS)を活用し、標準的なAPI接続口を用意することで、受発注システムをはじめとする基幹業務システムとのつなぎ込みを容易にした。また、マイクロサービスによる設計や、サーバーの負荷状況に応じてサーバー台数を増減させるオートスケーリング機能、コンテナ仮想化の技術などクラウドネイティブな仕様とし、AWSで提供される最新技術にもいち早く対応できるようにしている。
EDI Master Cloudの投入によって、既存製品ならびに他社パッケージユーザーの置き換えを推進。2025年のEDI-Masterシリーズを中核とするEDIソリューション事業全体の年間売上高目標を、25億円から35億円へと上方修正している。
(安藤章司)