データセンター(DC)の世代交代が進んでいる。大きな電源容量を必要とするAI(人工知能)や、基幹業務システムを支える高規格のクラウドサービスへの需要が拡大。1ラックあたり従来のおよそ5~10倍に相当する20~30kVAの大電源や、基幹システムに特化したクラウドサービスを実装したDCがビジネスを伸ばしている。IoTを見据えてネットワークを増強する動きもある。背景にあるのは、AIやIoTをはじめとするデジタル領域の拡大と、トラディショナルな基幹業務システムをDC内でシームレスに運用したいと考える顧客ニーズの増加。SIerやITベンダーは、デジタル領域とトラディショナルの両方のニーズをつかむべく次世代DCの整備に突き進んでいる。(取材・文/安藤章司)