Special Feature
【2022年 新春インタビュー】 編集後記 変化を止めず、発展を
2022/01/19 09:00
週刊BCN 2022年01月17日vol.1907掲載
新春インタビューでは、SIerやCIer、ディストリビューター、クラウドベンダー、PCメーカー、プリンタメーカー、基幹業務ソフトウェアベンダー、SaaSベンダーの計26社に登場していただきました。従来の「年頭所感」よりも社数は減りましたが、1社当たりの紙幅を多く割き、各社のビジネスの状況や今後の戦略などをより詳しくお伝えできたと思っています。
2021年は、これまでと同様に幅広い業種の企業が新型コロナウイルスの感染拡大への対応に追われました。業績が落ち込んだ企業がある一方、回復した企業もあり、経済は「K字型」になっているといわれています。
各社の声を聞くと、コロナ禍の影響で、ユーザーのIT投資には若干の陰りがあったものの、デジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた流れは継続したとの見方が目立っています。IT業界への期待感は依然として高い状況で、21年の各社のビジネスはおおむね堅調に推移したようです。
社会全体でデジタル化が大きな課題となる中、とくにクラウドサービスに対する需要が引き続き旺盛で、各社の成長エンジンになっている状況です。ユーザー意識の変化とともに、ITベンダーの間でも、今までのビジネスの形態を変えていく動きが加速した年だったといえるでしょう。
気になるのは、世界的に問題になっている半導体などの電子部品不足の影響が出ていることです。製品供給の遅れや値上げを指摘する意見もあり、今後の動向には注意が必要です。DXを実現する上で、かねて叫ばれてきたIT人材の不足への対応も継続的な課題になりそうです。
国内では、コロナウイルスの感染状況はいったん落ち着いていましたが、再び増加に転じています。先行き不透明感が漂う中、各社は22年の市場環境を比較的前向きに見ています。
現在の変化を止めることなく、発展させていくことは、法人向けIT市場の共通認識といっても過言ではありません。各社は、さらなる成長を目指して新たな施策を打ち出しており、22年も市場は大きく動いていきそうです。
(週刊BCN編集長 齋藤秀平)
新春インタビューでは、SIerやCIer、ディストリビューター、クラウドベンダー、PCメーカー、プリンタメーカー、基幹業務ソフトウェアベンダー、SaaSベンダーの計26社に登場していただきました。従来の「年頭所感」よりも社数は減りましたが、1社当たりの紙幅を多く割き、各社のビジネスの状況や今後の戦略などをより詳しくお伝えできたと思っています。
2021年は、これまでと同様に幅広い業種の企業が新型コロナウイルスの感染拡大への対応に追われました。業績が落ち込んだ企業がある一方、回復した企業もあり、経済は「K字型」になっているといわれています。
各社の声を聞くと、コロナ禍の影響で、ユーザーのIT投資には若干の陰りがあったものの、デジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた流れは継続したとの見方が目立っています。IT業界への期待感は依然として高い状況で、21年の各社のビジネスはおおむね堅調に推移したようです。
社会全体でデジタル化が大きな課題となる中、とくにクラウドサービスに対する需要が引き続き旺盛で、各社の成長エンジンになっている状況です。ユーザー意識の変化とともに、ITベンダーの間でも、今までのビジネスの形態を変えていく動きが加速した年だったといえるでしょう。
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