エンドポイントセキュリティー領域で実績のある米Cybereason(サイバーリーズン)と、MSSP(マネージドセキュリティーサービスプロバイダー)グローバル大手の米LevelBlue(レベルブルー)が合併した。統合後、日本法人としてレベルブルーの知見や技術も生かした事業を展開するサイバーリーズンは、総合セキュリティーベンダーとして、新たな企業像を築こうとしている。同社の桜田仁隆社長は「EDR(Endpoint Detection and Response)の企業から一歩先へ」と意気込んでおり、パートナービジネスでもサービスを中心としたストックビジネスの増加を後押しする姿勢を示す。7月2日に開催したパートナー向けの年次イベントで、同社が目指す姿が見えてきた。
(取材・文/大畑直悠)
Indigo Security PlatformではSIEM(Security Information and Event Management)やXDR(Extended Detection and Response)、AIを活用したSOAR(Security Orchestration, Automation and Response)などの機能を搭載する計画だ。オンプレミスでの展開も想定しており、OT環境など、外部に出せないデータを持つ製造業などの顧客のニーズにも対応できるようにする。
サイバーリーズン
桜田仁隆 社長
新基盤を構築する背景について、桜田社長は「当社は26年に10周年を迎えた。この間、テクノロジーの進化は進み、SASE(Secure Access Service Edge)のようなソリューションも生まれ、セキュリティーの領域は広がっている。当然これに対応していかなければならない」と話す。基盤ではEDRに加え、ネットワーク、メール、クラウドなど多様なセキュリティー製品から情報を集約し、高度な相関分析が可能になるように設計しており、さまざまなデータを用いてセキュリティーリスクに対応できるようにする方針だ。桜田社長は「サイバーリーズンはエンドポイントに強みを持ち、レベルブルーは元の主体が通信事業者であるため、ネットワークに関する脅威インテリジェンスを収集し、分析してきた。(両社の知見を掛け合わせて)より多くのデータをもとに、より幅広く、深く分析できるようにする」と強調する。
マルチテナント管理機能やレポーティングなどの機能も実装し、MDR(Managed Detection and Response)といったサービスの提供に活用する。同基盤によって、これまでのセキュリティーメーカーとしての一面だけではなく、マネージドサービスの提供者としての存在感を高めたい考えだ。また、この基盤ではマルチベンダー対応も掲げている。サイバーリーズンがこれまで中核製品としてきたEDRの領域についても例外ではなく、他社製品にも対応する方針だ。
エンドポイントセキュリティー領域で実績のある米Cybereason(サイバーリーズン)と、MSSP(マネージドセキュリティーサービスプロバイダー)グローバル大手の米LevelBlue(レベルブルー)が合併した。統合後、日本法人としてレベルブルーの知見や技術も生かした事業を展開するサイバーリーズンは、総合セキュリティーベンダーとして、新たな企業像を築こうとしている。同社の桜田仁隆社長は「EDR(Endpoint Detection and Response)の企業から一歩先へ」と意気込んでおり、パートナービジネスでもサービスを中心としたストックビジネスの増加を後押しする姿勢を示す。7月2日に開催したパートナー向けの年次イベントで、同社が目指す姿が見えてきた。
(取材・文/大畑直悠)