Special Issue

<IT資産管理特集>端末環境の変化で新たなチャンス スマートデバイスやOS更新に対応

2012/10/11 19:56

週刊BCN 2012年10月08日vol.1451掲載

 IT資産管理ビジネスが新たな局面を迎えている。Windowsプラットフォームの世代交代が進むとともに、タブレットやスマートフォンといったスマートデバイスが企業ユーザーのクライアント端末として急速に普及してきたからだ。

 有力ソフト開発ベンダーのSkyは、スマートデバイスでの利用にも適した次期OS「Windows 8」対応のクライアント運用管理/情報セキュリティ対策ソフトウェアの新バージョン「SKYSEA Client View Ver.8」を11月に投入する準備を進めている。また、大手SIerの日立システムズは、2014年4月に予定されているWindows XPの延長サポートの終了を見据え、パソコンなどの設置作業や棚卸し、故障時の代替機の貸し出しに代表されるビジネスサービスとIT資産管理システムなどを組み合わせた「Make IT Simple IT資産管理BPOサービス」に力を入れていく。

 IT資産管理ソフト・サービスを提供するベンダーは、OSの世代交代やスマートデバイスの台頭といった新しいプラットフォーム環境に迅速に対応することで、ビジネスをさらに拡大していく方針だ。

[次のページ]

関連記事

日立システムズ、IT資産の調達から管理、廃却までをワンストップで支援するサービス

日立システムズ、2011年度の業績を発表、大幅な増収増益を達成

<いまさら聞けないキーワード>BPO(ビー・ピー・オー)

外部リンク

日立システムズ=http://www.hitachi-systems.com/