週刊BCNのセッションでは、畔上文昭編集長が登壇。「Enterprise AIoT ~AI(人工知能)とIoTの交差点~」と題し、AIとIoTの動向について紹介した。

畔上文昭
編集長

 冒頭、週刊BCNの年末恒例企画である「総決算特集」から過去3年分の記事を取り上げて、トレンドの移り変わりについて説明。直近1年間では、FinTechやIoT、AIをテーマにした特集が増えているとし、セッションのテーマを「Enterprise AIoT」とした背景を説明した。

 「AIは、学習しなければ役に立たない。学習に必要となるのはデータであり、そのデータを集めるための手段の一つがIoTという関係が成り立つ。逆に、IoTで集めたデータの活用では、AIが不可欠となる」(畔上編集長)ことから、AIとIoTはEnterprise AIoTに向かうとして、先進事例や実証実験を紹介した。また、注目関連キーワードの「RPA(Robotic Process Automation)」を紹介。RPAは、オフィスワーカーの単純作業を代行するのが主な役割とされているが、AIやIoTと連携することで、活用範囲が広がる可能性があることを示唆した。

 最後に「AIなどの先端技術は、多くのITベンダーにとって身近ではないかもしれないが、ユーザー企業が必要とし始めている。自社の殻を破るきっかけと思って、先端技術に取り組んでほしい」と語り、講演を終えた。