ITインフラの近代化が重要

 Dell EMCの馬場健太郎・インフラストラクチャ・ソリューションズ事業統括パートナー営業本部本部長は、「デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を支えるDell EMCの先進インフラソリューション」と題して講演し、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)やデータセンターネットワーク(DC NW)の仮想化が「次のDXの架け橋になる」と説いた。

馬場健太郎
インフラストラクチャ・
ソリューションズ事業統括
パートナー営業本部本部長

 馬場本部長は、「従来、見過ごされてきた大量のデータが入ってくるようになった。そのデータを分析すれば新たな発見がある。データは日々刻々と増えていくため、毎日のように改善点がみつかる。非常に短いサイクルでアプリケーションの開発と公開を繰り返すことができると、企業の競争力が増していく」と述べた。

 そのうえで、企業の優位性につながる高速性を獲得するために、「インフラに手間暇をかけるのではなく、アプリケーションの開発にリソースを向けることが重要だ」と主張。「DXを実現するには、ITインフラの近代化に取り組む必要がある」と訴え、HCIやネットワークの仮想化を提示した。

 HCIについては、「インフラの市場はフラットだが、HCIの市場は年率40%くらいの割合で成長している」と強調した。

 そのうえで、急激に広がっている国内市場のなかで、Dell EMCの製品が出荷台数で首位を獲得していることをアピールし、「シンプルで柔軟に基盤の近代化ができ、コストも削減できる」と特徴を紹介した。

 販売側のメリットについては「運用のしやすさから、ほとんどのお客様は導入後にHCIの台数を増やしている。お客様と代理店様との間で長期的な関係性が生まれ、その後のビジネスにも付き合っていくことができる」とした。

 一方、DC NWの仮想化については「従来型の非常に複雑なサーバーやストレージをHCIで仮想化していくと、NWが足りなくなってくる。ここ数年で従来型のNWが変わり、HCIとあわせて、これからのトレンドになるだろう」との見通しを示し、高い拡張性と柔軟性が強みのオープンNW戦略について説明した。

 このほか、ハイブリッドクラウド基盤にも触れ、「Dell Technologiesは、サーバーやネットワーク、仮想化などの製品をすべて揃えている。トータルのソリューションとして提供し、DXの推進と企業価値向上のお手伝いをしていきたい」と締めくくった。