「アベイラビリティ」がカギ

 ヴィーム・ソフトウェアの吉田幸春・システム・エンジニアリング・マネージャーは、「デジタル・トランスフォーメーション時代に求められるデータ保護対策とは?~今世界中で注目されるアベイラビリティによるデータ保護のポイント~」と題して講演した。

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吉田幸春
システム・エンジニアリング・
マネージャー

 まず、吉田マネージャーは、「Veeamは、データ保護と監視ツールの開発が中心のソフト会社で、各調査会社が業界のリーダーと認めている。Veeamが目指すのは、データ保護においてオンプレやクラウドに関わらずサービスの常時稼動を目指すこと」と語った。

 次いで主力製品「Veeam Availability Suite 9.5」について説明。バックアップ機能、復元機能、レプリケーション機能と高度な監視、レポート作成やキャパシティプランニング機能を備え、VMware vSphereやMicrosoft Hyper-Vの環境におけるデータ保護・管理に必要なすべての機能を提供するオールインワン製品であるとし、「特徴は、エージェント・レスで、アプリケーション・アイテムの復元にまで対応できるだけでなく、万が一の際、あらかじめ定義したSLAに基づいたサービスの再開が行える。また、ストレージ連携機能によりストレージの負荷を低減し、高速処理を実現。重複排除によるデータ量低減にも対応している。しかも投資対効果が高い」と説明した。

 仮想環境になるとその中身が見えづらくなるが、Veeamが提供する各ツールを使うことで、仮想環境およびデータ保護環境を可視化することができる。これにより運用効率化とリスク低減が図れるため、管理者のスキルに依存せず、プロアクティブな対応も可能になる。

 確実なデータ保護にはストレージ連携が不可欠だ。Veeamは主要なストレージ製品の機能に対応しており、今も順次、各ベンダーと協力して対応強化を進めている。そのため、「仮想化案件の7割はストレージとセットで導入されている」という。さらに、急速に導入が進んでいるHCIやCIとの親和性の高さも強みとする。

 「仮想化やハイブリッド・クラウド、HCIなど、新しいテクノロジーの導入が増えている一方、データ保護は古いテクノロジーをそのまま使用し、思ったほどの導入効果が発揮できないケースも多い。当社が多くのお客様に選ばれる理由は、何より仮想化に強いこと。仮想化環境を見据えた製品を開発し、仮想化率を高める仕組みづくりに寄与する。そこが従来型バックアップ製品と大きく異なる」とアピールした。