バックアップ/リカバリ関連の製品・サービスを提供するヴィーム・ソフトウェアは、「24時間365日止まらないビジネス環境」をコンセプトに日本市場で、「アベイラビリティ」を広めようとしている。他社とはことなったアプローチによって、市場でのシェア拡大を図るほか、今後1~2年は日本で2倍の成長を維持していく。

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エフェンディ・イブラヒム
バイスプレジデント

  ヴィーム・ソフトウェアは、スイスに本社を置き、日本でのビジネスを2015年に本格的に開始したベンダーだ。ストレージに加えて、仮想化やクラウドなどの環境をバックアップ/リカバリすることに長けており、顧客数が23万社超、パートナー企業として約4万5000社を獲得している。16年度(16年12月期)の業績は、売り上げが前年度比28%増の6億700万ドルを達成した。いまは、バックアップ/リカバリと監視やレポート作成、キャパシティプランニングなどの機能を組み合わせた「Veeam Availability Suite」を主力製品に据え、ユーザー企業に対して止まらないシステム環境を提供することに力を注いでいる。Veeam Availability Suiteは、「迅速な復元」「データ損失の予防」「高い復元率」「データの活用」「詳細な可視性」などを可能にすることが強みとなる。

 日本でも、他社と差異化を図るために「アベイラビリティ」をコンセプトにビジネスを手がけている。本社で日本とアジアを担当するエフェンディ・イブラヒム・バイスプレジデントは、「アベイラビリティ関連の市場は成長しており、ワールドワイドで150億ドル規模になるポテンシャルを秘めている。日本で需要が増えることが見込まれていることからも、他社との優位性を明確にしてビジネスを展開していく」と意気込んでいるほか、「新しい市場をつくった先駆者として、他社とは一線を画した市場でのポジションを確保していく」と訴える。

 ビジネス拡大に向けて現段階で力を注いでいるのがディストリビュータやSIerなどとのパートナーシップで、「日本では、20社ほどのキーパートナーがいる。これらのパートナーと協業関係を深めていくことが重要」としている。とくに、1次代理店にあたるディストリビュータの製品認知度を高めていく方針だ。(佐相彰彦)