新型コロナウイルス感染症の大流行によって、働き方に対する人々の意識は大きく様変わりしている。新郷氏はMicrosoft Work Trend Indexをもとに「管理職の80%が在宅勤務や柔軟性の高い働き方を希望しているのに対し、日本では従業員の45%がストレスをより強く感じている」と現状を報告。「その一方で、柔軟性の高い働き方を希望する従業員の割合は73%と高い」と指摘した。
セキュリティ対策については、ハイブリッドワークに不可欠なゼロトラストへの対応に重点が置かれている。「当社は、Chip to Cloud(チップからクラウドまで)の全てのレイヤーでセキュリティを重視している」と新郷氏。エンドポイントセキュリティ対策ツール「Microsoft Endpoint Manager」(MEM)を使った「クラウド経由のデバイス管理」をエンドポイント保護の基礎に据えている。