アイキューブドシステムズのセッションには、CLOMO事業本部営業部の川村豪・部長が登壇。「持ち出しデバイスこそ最大の攻撃対象 セキュリティと業務効率を両立するデバイス管理とは」と題した講演をした。
アイキューブドシステムズ
CLOMO事業本部 営業部 部長
川村豪氏
DXは、業務遂行を容易にするのに大きな効果がある。その一方で、様々なOSを搭載したデバイスがDXに伴うデジタル化に活用されることになり、デバイス管理が難しくなっていることも確か。川村部長は「デバイスの盗難や目的外の使用によって情報漏えい事故が発生するのではないか、と懸念する企業が増えている」と指摘する。
このような背景から、省庁や各業界はPC、タブレット、スマートフォンなどからの情報漏えいを防止するためのセキュリティーガイドラインを策定している。これらのガイドラインに特徴的なのは、管理の対象にモバイルデバイスが加わり、クラウド利用やリモート運用を意識した内容になっていること。「今や、運用効率化だけでは十分ではなく、持ち出されることを前提とした管理を追加する必要が生じているからだ」と川村部長は見る。
ガイドラインに沿ったモバイルデバイス管理をするための要素として川村部長が挙げるのは
(1)一貫したセキュリティーポリシーの適用
(2)紛失・盗難への備え
(3)一元管理による情報システム部の負荷軽減
の三つ。これらの要素をカバーするのが「CLOMO」を始めとする同社の製品だ、と強調した。
まず、一貫したセキュリティーポリシーを適用し、強化するためのツールとして用意されているのが「CLOMO MDM」だ。同ツールは紛失・盗難に備えるためのツールとしても活用でき、「CLOMO MDM」はWindows・MacOS・Android・iOSをカバーしている。Windowsデバイスについては「CLOMOアドバンスドワイプ secured by TRUST DELETE」も利用可能だ。同サービスは、情報システム部が紛失・盗難時に強力なデータ完全消去を遠隔から行えるようにする。またセキュリティーを向上させる「CLOMO MDMエンドポイントセキュリティ」(Windows・MacOS)と「Harmony Mobile」(Android・iOS用)の2種類の製品も用意している。
CLOMO MDMを導入した法人はすでに9000社以上。「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度」(ISMAP)に登録されているので、自治体や省庁での採用も進んでいるという。代表的な導入事例として紹介されたものには、地方自治体、医療機関(医療用端末)、運送業(ハンディターミナル代わりのスマートフォン)、タクシー配車業(車載タブレット)などがある。「当社はCLOMO MDMを通じて、さまざまなOSのデバイスに安心を与えていく。セキュリティーと業務効率は両立できる」と、川村部長は講演を締めくくった。