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NTTデータ 地方銀行向けのシステムをASP提供

2002/03/04 11:00

 NTTデータは、2004年度末までに順次提供を予定している金融機関の経営をトータルで管理するシステム「総合経営管理システム」のコンポーネントのひとつとして、金融商品の市場データを管理する市場業務システムをASPにより構築し、「市場業務ASP」として地方銀行および第2地方銀行に向けて、8月から提供を開始する。

 「市場業務ASP」は、特性にばらつきのある金融商品の市場データを一元的に管理するシステム。STP(Straight Through Processing:自動連動処理)対応によりフロントオフィス、ミドルオフィス、バックオフィスのデータの連携、ASP提供による業務の効率化とコスト削減が特徴としている。

 また、「市場業務ASP」は、日本の都銀などをはじめ、欧米、アジアで数多くの導入実績をもつ米FNXの統合ソリューションシステム「Sierra System」をベースとして構築する。

 初期費用が1000万円。年間利用料は、450-860万円。
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