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大塚商会 情報セキュリティの総合教育で提携

2002/04/01 16:15

週刊BCN 2002年04月01日vol.935掲載

 

 大塚商会(大塚裕司社長)は、セキュリティ分野のトップベンダー各社、および同社子会社オーエスケイの8社と、教育事業についてアライアンス契約を結び、セキュリティ教育全体を包括した教育サービスを提供開始する。

 現在、情報セキュリティをサービスとして提供しているメーカー各社は、それぞれ得意とするカテゴリー上のセキュリティ教育を独自で開発、提供している。そのため、ユーザーにとっては各社それぞれの教育スケジュールから日程の確認・予約を行い、毎回違う会場で受講するなど、不便な面があった。

 今回のアライアンスは、大塚商会が独自に確立したセキュリティサービスのコンセプト「OSM(Otsuka Security Mana gement)」をベースに、各アライアンスメーカーと協力してセキュリティ教育のポータル化を実現することが目的。

 アライアンス各社は、大塚商会のもつ全国のスクール会場(23拠点110教室)を利用し、全国のユーザーに教育を提供することが可能になり、ユーザーは体系化されたすべてのセキュリティ教育を、同一会場で受講できるようになる。

 これらのセキュリティ教育をインターネット上で受講できるよう、ウェブラーニング化も予定している。

 提供する教育コースのカテゴリーは、「不正アクセス」、「攻撃手法」、「セキュリティ診断」、「擬似攻撃」、「監視」、「ウイルス対策」などで、4月から随時開講する予定。

 今回のアライアンス企業は、トレンドマイクロ、日本ベリサイン、RSAセキュリティ、インターネットセキュリティシステムズ、ディアイティ、ヒューコム、ラック、オーエスケイの8社。
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