米ブロケードコミュニケーションズシステムズ(グレッグ・レイス会長兼CEO)のマイク・バード社長兼COOは、米ラスベガス(ネバダ州)で開いたカンファレンス「Brocade Confe rence2002」の会場で記者会見し、日本市場について「世界で2番目のIT市場であり、当社としても注目している」と述べ、市場開拓を一段と加速する意向を示した。

売上倍増を目指す

 バード社長は、日本市場はSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)の普及が遅れている分だけ、需要を掘り起こす余地も大きいと指摘。そのうえで、「日本での売上高は、ワールドワイドでみれば5%足らずだが、その比率が高まっていくだろう」とし、当面の目標として日本での売上高を倍増させる方針を強調した。

 日本市場では、エントリーレベルのファブリック・スイッチ「SilkWorm 3200」を軸に、SANソリューションをパッケージ化して販売。SANを導入しやすい環境を整えることで中小企業に提供していく。同製品は、ウィンドウズNT/2000、Linux、UNIXサーバーなどをサポートし、ネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイスに拡張性の高いバックエンドを提供することで、エンタープライズ全体にわたるSAN展開の足がかりにできるのが特色。

 また、プロダクトマーケティング担当のジェイ・キッド副社長は、基調講演の中で、「当社のSANスイッチは当面ファイバーチャネルが中心となるが、2004年以降からiSCSIを搭載した製品を発売していく計画」であることを明らかにした。

 さらに、同社は資格制度のサポートパートナープログラム「QSP」で、米ヒューレット・パッカード(HP)との提携を強化。HPはプレミアレベルの第1号QSPとなった。こうした提携は日本でも展開する計画でいる。