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NetIQ パートナー開拓を本格化

2002/09/30 16:29

週刊BCN 2002年09月30日vol.959掲載

10月8日にはセミナー開催

 ネットアイキュー(NetIQ、市原裕行社長)は、パートナー戦略を強化、代理店販売の比重を高めていく方針を打ち出した。

 同社は1995年に創業した米NetIQの100%子会社で、2年ほど前から日本でも営業活動を本格化させている。

 主力商品はシステム管理ツール「App Manager Suite」、ウェブ分析ツール「web Trends」など。

 「まずは実績を作ることが重要と考え、これまでは直販でユーザーを開拓してきた。優良顧客もそれなりに増加、ブランド力も付いてきたので、今後はパートナー販売を本格化させる」(市原社長)方針を固めた。

 市原社長は、「日本ではブランド力がないとパートナー販売は難しい」と認識、そのブランド力は「優良顧客の開拓で培われる」と見て、そうした優良顧客の開拓に全力を挙げてきたという。

 「システム/アプリケーション管理ソリューションApp Manager Suiteは、マイクロソフトがウィンドウズNTサーバーの監視用に全世界で採用した。ハードウェア、OS、アプリケーションをひとつの画面で遠隔監視でき、しかも低価格という点が認められている。また、ウェブ分析ツールweb Trendsも非常に好調だ。ブランド力はそれなりについたと感じている。直販では量をさばくには限界があるので、今後はパートナー販売にも力を入れる」(市原社長)。

 具体的には、マスター、プレミア、リセラーといった3段階のプログラムを用意。トレーニング、同行営業、共同カタログの作成、共同セミナー、実績に応じてのファンドの提供などを行っていく。

 ブランド力を強化する一環としては、10月8日に、「NetIQ Solution Forum2002」と題したセミナーを、東京・西新宿のヒルトン東京で開催する。

 M. Boesenberg新CEOが初来日、挨拶するほか、新製品紹介とロードマップ、主力製品の事例紹介などをおこなう。
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