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ダイナコムウェア ネットワーク環境で外字を共有 外字サーバを発売
2002/10/07 16:32
週刊BCN 2002年10月07日vol.960掲載
日本語にとって地名、人名、外国人名など外字はつきもので、コンピュータ処理での課題のひとつになっていた。
今回のシステムは、外字サーバ、外字メーカー、外字ユーザー、外字データベース、ホスト対応ツールからなり、とくにネットワーク上で外字を共有する際に威力を発揮する。
同社は、リテール向けには1800字の外字フォントを販売しているが、今回は企業向けに文字数を大幅に増やすと共に、ネットワーク環境で外字を共有できるようにした。
汎用機の場合、各メーカーが独自に外字を開発しており、企業合併などではこれが大きな障害となり、コンピュータの統合を難しくするという側面があった。
今回の製品では、富士通、IBM、日立製作所、NEC4社の文字セットを「外字データベース」に搭載しており、ここにある外字はそのまま登録すればよい。
外字がデータベースにない場合は、TrueType外字エディタ「外字メーカー」によって作成、登録すればTrueTypeフォントとしてシステムフォントにリンクされる。
こうして登録しておけば、TCP/IP環境下にあるクライアントから自由にダウンロードできる。同一ネットワーク環境下ではすべてのユーザーが共通して使えるようになり、外字付き文書の受け渡しが簡単に行える。
ウェブ用としては、BMP、JPGの出力機能をもち、画像として簡単に処理できる。
価格は、100ライセンス付きで200万円から。
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