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日本HP タブレットPC、年末をめどに発売

2002/11/11 16:37

週刊BCN 2002年11月11日vol.965掲載

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、マイクロソフトが発表した「ウィンドウズXPタブレットPCエディション日本語版」対応のタブレットPCを年末をめどに発売する。

企業向けに拡販

 パーソナルシステムズ事業統括モバイルビジネス本部・挽野元本部長は、「企業を対象に拡販していく」と話す。

 ターゲットは、生命保険や化粧品販売の外交員など外出先での営業が多い業種や、倉庫業者や病院、建設業など立ったままでの利用が想定される業種など。

「用途提案次第では、これまでデスクトップパソコンやノートパソコン、iPAQなどで提案しきれなかった分野に販売でき、新しいラインアップとしてビジネスチャンスが広がる」としている。

 また、「タブレットPCは、冷え込んでいるパソコン市場を刺激する商材となりうる」としており、「発売から半年間で市場が確立するのではないか」という。

 同社では、デスクトップ型とノート型、タブレット型の3機能を持ち合わせた「トランスフォーム型」のタブレットPCを市場に投入。重量は1.3キログラムと、現行のサブノート型と同程度の軽さを実現した。価格は21万9000円。
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