モバイル関連ソフトの開発を手がける米アリゴ(カリフォルニア州、ボブ・スミス社長兼CEO=写真)は、日本市場での営業を本格化させる。同社は、昨年11月から販売代理店を通じて日本市場に参入したが、営業体制の強化とサポート・サービスの充実を図るため、このほど日本オフィスを開設。また、販売代理店も幅広く募る意向で、主力製品であるモバイル関連アプリケーションの開発支援ツール「M-1 Mobile Application Server」の拡販に力を入れる。

 同製品は、J2EEをベースとしたモバイルアプリケーションの開発環境および実行環境をパッケージ化。特定の開発言語や携帯端末の種類を意識することなく、既存のJ2EEアプリケーションサーバー用に構築したソフトウェアをそのまま使用して、モバイルアプリケーションを構築できる。たとえば、インターネット対応携帯電話向けのアプリケーション開発では、通常、機種ごとに開発手法は異なるが、同製品を利用すれば同じ手法でアプリケーションの開発が行え、コストダウンと開発期間の短縮が図れるという。

 スミス社長兼CEOは、日本市場について「日本のモバイル関連製品・サービスは、米国に比べて2年進んでいるといっても過言でないほど、急成長している。モバイル関連製品を扱う当社にとって、最も魅力的な市場だ」と期待する。米国や欧州なども含めた昨年度の全体売上高のうち、日本市場が半分を占めているという。今年度も日本市場での展開は好調で、すでに昨年度の売上実績を上回っているという。現在の販売代理店は、テクマトリックス、兼松コミュニケーション、日本テレマティークの3社。基本的にパートナー企業を通じた間接販売を中心に展開する方針に変更はなく、パートナー企業の拡充で拡販を狙う。