伊藤忠テクノサイエンス(CTC、岡友信社長)は、営業とシステムエンジニア(SE)を業界別の事業グループに集約する組織再編をこのほど行った。同社は昨年度(2004年3月期)に製造業・その他事業の売上高が前年度比で10.9%減ったことから、「営業とSEが一体となり、潜在需要の掘り起こしを迅速化する」(岡社長)のが狙い。また、新規案件を業界別の事業グループで横断的に検討する「ITアーキテクチャ室」と、その技術支援を行う「ITエンジニア室」を近く新設する。

 業界別の事業グループは、売上高の約35%を占める「情報通信」のほか、「金融」、「製造・産業」、「化学・薬品」の4体制にして、これまで個別の営業部門とSE部門の人員を振り分けた。事業グループ横断では、業界別案件の進捗状況などを管理する「プロジェクトマネジメント室」を設置した。

 岡社長は、「サーバーなどの“箱売り”中心から脱却して、システム提案から設計・開発、保守サポートまで一貫したサービスを提供できる体制を敷いた」と、システムインテグレーションビジネスをさらに強化する方針だ。