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マイクロソフト .NET対応アプリ、600種類へ 開発コミュニティは2005年も継続

2004/06/28 20:49

週刊BCN 2004年06月28日vol.1045掲載

 マイクロソフト(マイケル・ローディング社長)は、同社が主催する開発会社向けコミュニティ「マイクロソフト・アプリケーション・ディベロップメント・コミュニティ2004」で、.NETフレームワーク対応のアプリケーションソフト約400種類の開発が進んでいることを明らかにした。さらに、05年6月末までの1年間で新しく200種類の.NETフレームワーク対応のアプリケーションソフト開発のコミットメントを参加企業から取り付ける方針。

 同コミュニティは、マイクロソフト主催の開発会社向けコミュニティのなかでは最大規模のもので、昨年10月に発足。今年6月15日時点で参加ソフト開発会社2021社、2924人の技術者が参加している。マイクロソフトの新年度に当たる7月1日付で、「同コミュニティ2005」と改称して今年度も引き続き継続する。これにより同2004での開発分も合わせて計600種類に増えることになる。

 参加企業・技術者数は、今後も増え続ける見通しで、「今年度末までに累計参加企業数3000社、同技術者5000人の参加を見込む」(日詰廣造・ビジネスパートナー営業本部ISVソリューション推進部部長)と、コミュニティのさらなる活性化を目指す。

 同コミュニティは、.NETテクノロジーの普及を目的として、マイクロソフトが無償あるいは実費程度の費用で最新技術に関する各種セミナーを開催している。参加企業は、セミナーなどを通じて得たノウハウを活用して.NETフレームワーク対応のアプリケーション開発に努めている。
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