政府系機関や企業でもLinuxなどオープンソースの利用が拡大し、「自治体向けのシステム構築などを行うIT企業に需要がある」(大澤日出男・サポート&コンサルITコンサルタント)と見る。また、Linux OS「Red Hat Linux」を無償提供していたレッドハットも有償形式でのビジネスモデルに転換したほか、無償データベースの「MySQL」も商用ライセンス制度を開始し実績を上げている。こうした一連のオープンソースビジネスを取り巻く環境の変化を受け、同社もオープンソースプログラムの商用ライセンス制度に踏み切った。オープンソースのグループウェアは需要が伸びると予測する。