アルプスシステムインテグレーション(ALSI、大喜多晃社長)は7月14日、学校向けラボ(コンピュータ教室)マネジメントシステムの新版「インタークラス」と校内IT資産の管理・運用を支援する新製品「インターマネージャー」をリリースする。インタークラスは、累計8万ライセンス以上を販売した「スマートジュニア」の後継製品だが、既存の授業支援機能に加え、子供の理解度を測る「評価支援機能」を新搭載したのが特徴。インターマネージャーも「学校向けIT資産管理としては業界初」のシステム。ALSIは両製品を全国約400社の販売パートナーなどを通じて拡販し、初年度で各500システムの販売を目指している。

 インタークラスはスマートジュニアで高く評価された各授業支援機能を踏襲しつつ、「評価支援機能」や先生のパソコン操作をビデオファイルで録画できる「パソコン画面の録画&リプレイ」機能を標準で新搭載した。

 「評価支援機能」は、コンピュータ画面上にある簡単なテンプレートを利用して、授業の後半にそれまで指導した内容の理解度を測る小テストや投票などを実施できる。また、小テストなどの結果は、その場で詳細な表やグラフでリアルタイムに集計でき、「授業の最後に集計で得た情報を基に、補足説明することができる」(山城達馬・パッケージソリューション部マーケティンググループ教育プロダクト担当)と、学習効果を高め学力向上に役立つシステムと強調する。

 既存の授業支援システムは、電源管理や操作ロック、ファイル管理、インターネット起動管理など、管理主体のシステムが大半だ。だが、インタークラスは、こうした管理機能に加え、「授業でいかにシステムを利活用してもらうか」(山城担当)に注力した先駆的なシステムである。

 一方のインターマネージャーは、職員室やコンピュータ準備室などに設置した管理用パソコンから、校内LANを経由してパソコン端末を一元的にリモート管理できる校内ネットワーク管理システム。特徴的なのは、校内のハードウェアやソフトウェアのIT資産管理台帳やコンピュータ稼動率の統計を自動作成できることだ。「校内IT機器の投資対効果に関する指標を示すことができ、稼働率の低いIT機器を償却して、新たなIT投資に結びつけることができる」(山城担当)という。

 ALSIは、コンピュータ教室のパソコン端末のリースが切れる2005年夏以降にパソコンと学校向けソフトをセットで提案し、全国の販売パートナー約400社と共同でリプレース販売を本格化させていく。現在、文教関連の同社営業拠点は東京を含め全国主要都市に6か所。今後は、空白領域にある地場販売パートナーも開拓する計画だ。