NEC(金杉明信社長)はこのほど、インド-スリランカ間の通信基幹網となる大容量光海底ケーブルシステム「バラット・ランカケーブルプロジェクト」を、インドおよびスリランカの通信事業者から受注したと発表した。発注したのはインドのビーエスエヌエル(BSNL)とスリランカテレコム。2006年第2四半期の完成を目指す。

 受注したのは、インドのチェンナイとスリランカのコロンボを結ぶ光海底ケーブルプロジェクト。総延長約320キロメートルをフルターンキー方式で建設する。光波長多重(WDN)方式を採用しており、伝送容量は当初40Gbps、今後の通信量の増大により将来的には960Gbpsまで拡張可能なシステムとなっている。

 インドのBSNLとしては、今回が初の国際海底ケーブルプロジェクトであり、今後、近隣諸国を結ぶ光海底ケーブルシステムの建設を積極的に推進していくという。同時に、スリランカテレコムも、引き続き国際通信網の拡張を計画している。

 アジア各国での光海底ケーブル需要は、ブロードバンドの急激な普及にともない活発になっている。NECでは今年6月にインドネシア国内海底ケーブルシステムを受注したほか、EAC1青島延長海底ケーブルシステムも受注している。