【ソウル発】韓国の携帯電話端末市場で、ペンタック系列に買収されたスカイテレテックが9月に史上最高の販売実績を記録した。買収される前はSKテレコムの子会社でSKテレコム専用端末しか製造していなかったが、スカイテレテック初のPCS(パーソナルコミュニケーションサービス)モデルである「IM8500」は、LGテレコム3万台、SKテレコム5万5000台と1か月で8万5000台の販売実績を上げた。またゲーム携帯も1か月で3万5000台の販売を記録した。

 スカイテレテックは、このような高い販売実績を受け、昨年が110万台の販売だったのに対し、今年は130万台は軽く超えるだろうと予想している。特にPCSモデルだけで10万台の販売を予想している。買収以前の9月までにスカイテレテックは87万台の携帯電話端末を販売。ペンタック系列はキューリテルから16万台、スカイテレテックから13万台など29万台を販売している。9月単月で見ると、全体の販売台数120万台に対して24%のシェアを占めており、これはLG電子より多く、トップの三星電子に次ぐ実績だ。

 スカイテレテック関係者は、「PCSモデルが大当りし、内需ではLG電子を大きく引き離している。今年最後のモデルであるPMP(パーソナルメディアプレーヤー)携帯を早く発売し、第4四半期の戦略製品に対するマーケティングを一層強化、販売量を最大限に引き上げたい」と自信を見せている。

 携帯電話3社の発表によると、9月の韓国の携帯電話販売は120万-125万台で、これは8月の110万-120万台より少し増えている。1月の冬休み特需で164万台を記録してからは、持続的に市場が縮小してきたが、6月から徐々に回復している。

 韓国の携帯電話市場のトップは、相変らず大きいリードを保って三星電子がその座をキープしている。三星電子は9月の国内市場120万台の内自社が65万台を記録、52%のマーケットシェアを占めたと発表した。これは8月の50.3%に比べ2%ほど増加した。

 三星電子は、「9月は2学期が始まりお盆連休もあったことから需要が増えたようだ。衛星DMB(デジタルマルチメディア放送)携帯や超スリム携帯の人気が高い。生産が追いつかず予約販売になってしまった一部モデルも10月からは軌道に乗せたい」と説明した。

 LG電子は120万台中23万台を記録し先月と変わらない19.2%のマーケットシェアを維持していると発表した。LG電子は「地上波DMB(1セグ)サービスが12月に延期されてから、これといった携帯の買い替え需要がない。衛星DMBをはじめとする新機種の広告により力を入れる予定」と話している。
趙章恩(チョウ・チャンウン=ITジャーナリスト)