セキュリティ製品開発・販売の米アベンテイル(ワシントン州、エヴァン・キャプレンCEO)は、SSL(セキュア・ソケット・レイヤ)-VPN(仮想私設網)の新製品「Aventail ST」を10月下旬に発売した。価格は約100万円。三井物産セキュアディレクション、テクマトリックスの2社の1次代理店を通じて販売する。

 新製品は、アクセスする機器やアプリケーションの種類が異なっていても、1つのゲートウェイでVPNを構築しリモートアクセスを可能にした。

 同社の予測によれば、ワールドワイドにおけるSSL-VPN製品の市場規模は2008年には、今年に比べ約2.5倍の5億ドル(595億円)となる見込み。現在のVPN製品の主流は、IP-Secを用いたモデルだが、同社は「(従来の自社製品が)IP─Secよりも高価格だったのが普及の足かせになっていた。新製品ではかなり値頃感のある価格を打ち出した。IP─Secからの買い替えを本格的に促したい」と話している。

 販売戦略としては、ワールドワイドで日本市場が占める割合を10%まで高めるため、来年3-4月に日本法人を設立する予定。セールスとサポート部隊を強化する計画だ。