RSAセキュリティ(山野修社長)は、ASP事業者向けにセキュリティサービスを提供する「ASP事業者向け認証強化プログラム」を開始し、個人認証システム「RSAセキュアID」の販売を強化した。プログラム導入企業を増やすことで、セキュアIDをベースとしたビジネスを拡充する。「今年度(06年12月期)は、売り上げで2ケタ成長を狙う」(山野社長)方針だ。

 ASP事業者向けの販売プログラムは、昨年5月から提供している「オンライン会社向け認証強化プログラム」の適用範囲をASPビジネスまで広げたもの。プログラムを活用したサービスプロバイダは、自社のユーザーに対して本人認証の安全性が高いASPサービスを提供することが可能になる。サービスのロゴマークを入れるデザイン変更や製品の提供、保守などはRSAセキュリティが担当する。

 山野社長は、「ASP事業者がプログラムを採用することで、その事業者が抱える顧客企業にも導入を促進できる」と、同プログラムがASP事業者経由で新規顧客の獲得にもつながると話す。

 オンライン会社向け認証強化プログラムは、証券会社の日興コーディアル証券が採用することで、「昨年度は、セキュアIDの販売が台数ベースで2倍になった」と自信をみせる。

 セキュアIDは、60秒に1回変化する6桁の数字と、個人の暗証番号を併用する認証システム。同社では、同システムをUSBメモリ付きの小型端末に搭載して提供している。