日本ユニシス(籾井勝人社長)は、今年度(2007年3月期)中にM&A(企業の合併・買収)を実施する。決算説明会の席上、籾井社長は「同業他社のITベンダーをM&Aする成功案件がいくつか出る」と明言した。技術者や顧客基盤を早期に確保するためにM&Aを積極化しているという。

 同社は1月にM&A専任組織「事業企画部」を設立。M&Aの規模に応じ財務や法務面から買収や事業提携を検討する社内横断チームも編成した。昨年度は連結売上高が3000億円強だが、「ある程度の規模がないと生き残れない」(籾井社長)と、M&Aなどで3年後に5000億円規模にすることを目指す。

 現在、M&Aの対象となる企業の絞り込みをしているが、システム開発会社を念頭に検討している。「技術のリソースや顧客基盤をもつベンダーと組む」と、合併だけでなく、別会社として吸収することもあるという。