エヌ・ティ・ティ・データ・セキュリティ(服部武司社長)は、企業の情報システムのログを収集・分析してレポートを提供するログ分析サービスを今夏に開始する。

 ユーザー企業の情報システムのログ収集を代行し、その結果を分析しグラフ化して提出する。そのレポートを同社のセキュリティコンサルタントが検査し、ぜい弱点や情報漏えいの危険性がある場合は、問題点を指摘する。ログ収集は企業の情報セキュリティ対策で一般的になりつつあるが、「膨大な量のログをしっかり分析して管理しているユーザーは少なく、扱いに困っている」(河野大介・営業本部営業企画部長)ことに着目した。同社の強みであるセキュリティコンサルタント力を生かす。

 価格は1回で20-30万円を予定しており、「定期的に月1回行い、年間契約で提供するストックビジネスにしていきたい」(河野部長)としている。新サービスは、同社が販売する情報漏えい対策のパッケージソフト「Total Security Fort(TSF、トータル セキュリティ フォート)」を活用する。

 これまでは、同ソフトをパッケージとして販売するだけだった。もともと同社は、ぜい弱性診断サービスや、情報セキュリティ対策構築のためのコンサルティングなどサービス事業を得意としており、TSFもパッケージの販売だけでなく、サービスビジネスに結びつけた。

 同社の主力事業は、システムのぜい弱性診断サービスと、「プライバシーマーク(Pマーク)」取得支援などのコンサルティングサービス。全体の8割をサービスビジネスが占めている。TSFの販売事業は、2割ほど。また、親会社のNTTデータからのビジネスが全体の8割を占めている。中期的計画では、NTTデータを介さずに直接ユーザー企業と契約できる仕事で全体の5割を占める計画を打ち出している。